風が吹く薄紅色の華が
舞い上がるこの季節
小さなこの部屋で見つける
春の陽[ヒ]がさすもとで
私は…と申します。
あなたは誰ですか?
うっとうしい程に照らす
夏の陽[ヒ]の光りと
突然の降りやまぬ狐の嫁入り
暗い部屋の中は
風鈴[スズ]のような音
音もあなたの隣も心地よい…
紅葉を飛ばす風も
冷たくなってきた
とても忙しい日々。
でもそれがまた楽しくて
このまま変わらぬ事を
秋晴れに願うの
昨日までの景色を
一度に変えてしまう粉雪突然のでき事
私は何が起きたか理解不能。
(そう、解るのは“壊れたら二度と元には戻らない”)
最初から
出会わなければ良かったのに
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