その帰り道まだ同じ道
掠れて消えてしまわないかって
少し心配になったけど
すり切れたのは靴の紐の方で
まだ足は性懲りも無く
全力で惰性を続けてる

軽々しい口元に重々しい猫背で
誰だって見捨てたくなる
泥だらけの靴下とヒジ
振り切れたのは僕の枷の方で
まだ指は悪あがきのまま
残念な惰性を維持してる

体に依存するのが面倒になって
真面目に妖精になりたくなるけど
プリントを失敗したアクスタが関の山
覚束ない濁った透明の輪郭です

記念日の前に今日って何曜日?


この通り道また違う道
捻れて褪せてしまわないかって
少し期待してしまうけど
売り切れたのは声のかけ方で
まだ熱は行き先知らず
安楽の犠牲を探してる

物々しい首元に華々しい目元で
どこだって似合わなくなる
傷だらけの鉛筆を見る
事切れたのは僕の奥の方で
まだ歌はつむじ風のまま
煩雑な疲労で疑義してる

心に帰属するのが面倒になって
いつかは妖精になりたくなるけど
登録を失敗したリセマラが関の山
記憶にない歪んだ芳名の残骸です

記念碑の前でこれって何人目?


妄想は楽しい現実はそこそこ
報われない努力なんて星の数ほど
どうせ見上げることもなければ知らない
そんな程度でいてもらえたら楽なのに

影の色を知りたがる癖をやめよう
誰にだって終わりは来るんだからさ
ぶら下げられたニンジン馬は嫌いかも
マナー通り規則正しい悪逆非道です

体に依存するのが面倒になって
真面目に妖精になりたくなるけど

心に帰属するのが面倒になって
いつかは妖精になりたくなるけど

自分の履歴見るのが面倒になって
今では妖精をやめたくなるけど


記念樹の前で

僕って何光年?

46億年前の答え合わせを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

マキモドシリミット

閲覧数:27

投稿日:2024/09/29 20:52:45

文字数:729文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました