『Lupus and Aries』


遠くで聴こえる唄は
広さを知らず果てに消えて
秤に残る星屑は叫んだ


何も考えず後先知らずにかけずって
この世界にあぶれる様な恩恵に縋った
神が遣わした誰かの灯火 今捧げて
奪い取って何が悪いと平然と笑った

辿り着けるのだと信じてー

転がってく(堕ちていった)
救う者など(誰も居ない)

偽りの幕引き
見開いた先にはー…

星界の狭間を走って
此処は何処なのか 分からずに
裂ける様な痛み
全て嘆いても 彷徨うだけ


逃げ切った先で手を取る 意味無く終わる願い
翻す反旗 強がれど届かずに潰えた
戻れぬのならば 続くは伽藍の澱の中
行き先を告げる鳥よ 宵の明けに沈む

何処まで行くと尋ねたとて
縛られた犠牲は千切れた

何故理解出来ずに
罪悪に塗れた

横切る宴で出逢う
仰ぐ 光射すあの一瞬(とき)に
伸ばす堕落へ 染まった
夜を奪われた神は哭く


沈黙の月を破り
運命(さだめ)混ざり合う 取り戻せ
今こそ旅立ち時
軌跡から知る真実はー…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

『Lupus and Aries』

閲覧数:365

投稿日:2021/05/07 18:36:06

文字数:448文字

カテゴリ:歌詞

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