千年前のこと
忘れ去られた一日を思う

その日の空は
今日の空と同じ色だったのだろうか


ありふれた言葉
交わして
あまりにも不確かなものを
確かに信じられた


「さよなら」
「また会おう」
解けないように
結んでおくよ


「待ってて」
「待ってる」
どうしたって
動けない場所を知っていた


「ただいま」
「おかえり」

来世で会えたらなんて言おう
なんて
千年前から考えていたのにさ


桜の花が綺麗だったから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

サクラノ

閲覧数:2,254

投稿日:2021/03/28 20:05:11

文字数:211文字

カテゴリ:歌詞

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