踏んづけられた 目下の花を見た
泥を被りしおれている
勝手にあたし 比べてしまっていた
踏んづけられた 真っ赤な花を見た
散り散りに 血を流してる
「可哀想ね」そう一言つぶやいて
視線を逸らす
だってみんなそうでしょ
あれが自分じゃないこと
祈ってんでしょ
まだ咲くようにと
人は生まれやがて枯れてゆくのにね
何がそんなに口惜しい
(サビ)
あたりまえすぎてなんだろな
思考が止まってしまったよな
踏まれてやっと気づくことが
こんなにも黒く重いことなんて
あたりまえすぎてなんだろな
自惚れてしまっていたんだろな
こんな自分も愛されると
勘違いしてしまってたんだろな
「誰しもみなひとつの種を持って生まれ
水をやって育てていくのよ」
「あなただけの一つだけの花を
綺麗に咲かせなさいよ」
(サビ)
あたりまえすぎてなんだろな
教えを疑ってしまったよな
特別なんてないんだよな
いずれ人に踏まれていくんだよな
あたりまえすぎてなんだろな
思考が止まってしまったよな
踏まれてやっと気づくことが
こんなにも苦い苦いことなんて
生まれ持って咲かせる花を
上手く育てられなかったのなら
残基もないこの人生を
どう生きていけばいいと言うのだ
こんな自分も愛されると
勘違いしてしまってたんだろな
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