21時 お湯がすこし冷えた浴槽で
体育座りしながら頭を抱えてる
23時 重ねた毛布が暖まるベッドで
過去を見つめながら涙を堪えてる
砂時計の砂はひっくり返せるけど
時計の針はひっくり返せない
過去に向き合うたび
僕はゆっくりと暗闇に堕ちていく
地球(ほし)の重力が加速度をつけて
ぐしゃっと 潰れる
どうしようもなく
死にたくなるんだ
死にたくなるんだ
死にたくなるんだ
どうしようもなく
消えたくなるんだ
消えたくなるんだ
消えたくなるんだ
こんな重すぎる過去を
もう持ち歩けないよ
こんな重すぎる自分を
もう引きずっていけないよ
どうしようもなく
死にたくなるんだ
死にたくなるんだ
死にたくなるんだ
どうしようもなく
消えたくなるんだ
消えたくなるんだ
消えたくなるんだ
人生を海だと例えるなら
そこに近道も遠回りもなく
この蒼い蒼い海を
どれだけ深く潜れるか
太陽の陽が雲の隙間から
海に射し込むときを 待とう
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