A
失ったのは誰のせい
君のせい僕のせい
この世界理不尽だと
知っていただろ黒猫が笑う

B
夢の真実（こたえ）は知らないだろ
目隠ししてかくれんぼ
カラスが羽を広げて
夜の空を飛んでいく

S
考えたって分からない
過去に戻れはしないから
夜が君を追いかける
暗い闇に呑み込もうとして
僕が君を追いかける
この腕に抱き締めたいから


A
失ったのは誰のせい
君じゃないよ僕のせい
この世界歪の夢だと
知っていただろ黒猫が鳴く

B
夢の幻想は崩れだした
この身縛る鎖鬼ごっこ
カラスが羽を広げて
朝の空へ飛んでいく

S
考えたって分からない
未来に進めはしないから
朝が僕を追いかける
この身滅ぼそうとして
君が僕を追いかける
この腕に抱き締めようとして


C
幾千の夜は愛しい朝を追いかける
幾千の朝は恋しい夜を追いかける
何時かを永久に夢見て

黒猫が闇に堕ちていき
カラスは朝を告げる鳥になる


S
考えたって意味ないよ
過去も未来もないから
朝と夜が廻っていく
互い追い求めて
夜はもう必要ないさ
朝がいれば僕は生きれるから