覚えた胸の痛みが やがて薄れて
癒えるわけじゃないから
あなたと同じ重さの ベア抱き眠るの

産まれた命を 深く悦ぶ妃に
潜む微かな悪意 気づけていたら
紡げてたのかな

二度と揺れない揺り籠 冷え切る乳母車
主を失くし 軽くなってもまだ
褪せない

覚えた胸の痛みが やがて薄れて
癒えるわけじゃないから
あなたと同じ重さの ベア抱き眠るの
薄れる意識の中で 求めた面影
そこで会えたなら きっと痛みは
「記憶」に変わる

あの時握った 柔く小さな手のひら
きゅっと 握り返してくれた
あなたの温もりが 恋しい

命の重さを 説いてた妃の
末路がたとえ 矛盾の極で
悪魔に笑い 蔑まされても

犯した罪の淀みが やがて薄れて
消えるわけじゃないけど
あなたの影を求めて 瞳を閉じれば
きっと

覚えた胸の痛みも 罪もすべて
無くなることがないなら
私はここで 醒めない夢を見続ける
夜風に揺れた木馬が 動きを止めたら
ふたつの御影は やっと互いを
紡いでられる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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ロザリア王妃の贖罪 歌詞

閲覧数:16

投稿日:2024/08/30 18:57:46

文字数:431文字

カテゴリ:歌詞

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