懐かしいな 踊る風鈴 忘れられない 篠笛の音
胸に響く 空に咲く花 遠く覗く その声は君

浴衣の袖 伸ばしかけた手を引っ込めた
またねと手を振る悪い癖 残る影

ずっと待っていたんだ いつか忘れられて ただ灰色に染まって 哀を抱え唄う日々を恐れていた
やっとまた逢えたんだ 姿移りゆくも その笑顔は変わらない 今は傍に蛍の光消えゆくまで

耳に残る 蝉の告白 眩しすぎる あの一等星
全て全て君からの 想い淡い便りなんだ 紡いだ刹那消えてしまうけど 安心して 覚えてるから

秘密基地の 向日葵は褪せ朽葉色
またねの声がないのは何故 揺れる影

ずっと待っていたんだ いつか約束した あの幸せもう一度 星になって流れ此処で叶えようか
やっとまた逢えたんだ 景色移りゆくも 思い出たちは逃げない だから傍に四季折々が途絶えるまで

群青の空に呑まれる灯火たち
白藍輝いてそれから…

浴衣の袖 拭う涙から遠ざかる
またねまた彩られるまで 消える影

ずっと待っているから 275の月日はあっという間に 愛を抱え唄う日々で時が急ぐ
きっとまた逢いにきてよ その手届かずとも 確かにここにいる 今宵あと僅か蛍の光消えゆくまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

影夏

閲覧数:251

投稿日:2020/07/29 00:34:40

文字数:514文字

カテゴリ:歌詞

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