一夜(ひとよ)
綻(ほころ)ぶ花蕾(はなつぼみ)
揺れる一枝(ひとえだ) 恋心

二夜(ふたよ)
初めの一花(ひとはな)の
真新しい薄紅(べに) 装って

夜毎 一片(ひとひら)
欠片(かけら) 流して
朽ちぬ 約束
想い 繋いで

三夜(みつよ)
纏(まと)うは 花霞(はながすみ)
君待つ胸を 淡く染め

四夜(しのよ)
言の葉 花吹雪
託す想いに 声は無く

交わす 契(ちぎ)りの
文(ふみ)は 途絶えて
我は 久しく
君に 見(まみ)えず


終夜(ついよ)
限りの花散らし
君を再び 夢に見る


<もう一度 春が巡ったら
また一夜から繰り返す>

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

桜鬼(さくらおに)

以前あげた歌詞の改変版です。

「鬼」は「幽霊」の意。

閲覧数:160

投稿日:2010/11/04 20:26:42

文字数:282文字

カテゴリ:歌詞

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