眠って見た夢は　いつか忘れる　遠くに消える
伸ばしたこの手も　浅く虚空をなでる
私は賢人でも　ヒーローでもない　理解はしてる
それでも見えない未来　船を出すんだ

"今どこにいて　どこへ向かうのか
何が正しくて　何が悪いのか
それは誰が　証明をするのか"
正解なんてない!

行こう　
"アルカナ:0"のサーガ　ずっと焦がれていた　理想の国へ
それは誰も知らない　真の自由を探す旅
孤独に花を　問いかけに意味を
そして私に光を
伸ばすこの手　いつか　届いて

誰かの雑音「意味などないよ」「やめてしまえよ」
答えは持ってるのに　どうして他人に縋るの?
願うことさえも　してはダメなの　自由じゃないの?
邪魔をしないでよ　止まる時じゃないから

祈りの声は空にデクレッシェンド
大瀑布の先はもう神もいらない

サヨウナラ　消えゆく過去
オクシモロンで満たされた街よ
マクガフィンひとつ　持って出よう
時効になる前に

さあ扉は開いた　未知なる世界に希望求めて
夢語りは御終い　白い帆船(ふね)は　　海を越え　
宿命(さだめ)にメスを　空漠に像を　
そして私に舵を
絵空事の物語を　愚かしく生きるよ