-C'-
いつまでも　僕たちの　楽しき日々は
変わらぬものだと　信じてた
今はもう　戻れない　あの風景を
胸に抱えて　生きている

-A1-
朝目覚めた時　風感じる時
何気ないその一瞬に
ふとあの日々のことを思い出す
夕焼けの空　あの帰り道
家へと走る子供たち
僕ら「楽しかったね」と　笑いあった
-B1-
あの頃　僕らは　誓い合った
「僕らずっと一緒だよ」
そう言っていたのに　嗚呼それなのに…
-C1-
いつまでも　僕たちの　楽しき日々は
変わらぬものだと　信じてた
「もう一度、戻りたい」　その感情を
胸に抱えて　生きている

-A2-
もしもあの時　暇つぶしにと
何気なく言った一言が
なかったならば　どうだったろう
夏の暑い日　あの公園で
暑さにやられ　僕は言った
「そうだ、川に　泳ぎに行こうぜ！」と
-B2-
あの時　僕らは　楽しかった
川で泳ぎ　はしゃいでた
そう楽しかったんだ　嗚呼それなのに…
-C2-
泳ぎ疲れ　足をつって　しまったあの娘（こ）は
助けを求め手を　のばしてた
頑張る　僕らと　あの娘（こ）の手
川の流れがそれを　引き裂いたんだ

-D-
今でも時々　思い出し
今でも静かに　泣きじゃくる
「僕たちのあの日々は　僕が、
僕が引き裂いたんだ…」
-C3-
いつまでも　僕たちの　楽しき日々は
変わらぬものだと　信じてた
今はもう　戻れない　あの頃を
胸に抱えて　生きていく
今はもう　伝えられない　この気持ちも
胸に抱えて　生きていこう