タグ：桃音モモ

目から溢れる赤いコントラスト、
私の周囲で流れている噂だ。
潜在的な被害者意識を残した最愛の人
信頼とは脆いものだと思わないか？
言葉はもはや意味を伝えない、そう思わないか？
優しい笑顔の下に隠された偽り、そう思わないか？
割れたガラスは被害者に食べられた、
孤立した闇の中に隠れようとした。
喉の奥...

霧立った古代の白昼夢
皆忘れ、幾何学の波に乗る
接いで機結び　繰り返す冬
いま始まる デジタル昔話
夜の音　響く　廻る個々
回線　交わり　弾く音
遊糸　踊り子や　還す頃
乞われる諸行　壊れる無常
静まった春情の線上
結束 渡るは光迸れGUNPEY...

うた：桃音モモ
作詞作曲：月（つき）
10時半には　煙を纏って
聞こえるのは　木々を揺らす音だけ
夕方には　排気ガス纏って
聞こえるのは　いつもの騒音だけ
快晴の空の下　黒く染めて
快晴の空の下　真っ白に澄んだ
きっと宙に舞っても
形を変えても...

せめて奇怪であるように
境目　繋がれた白い鎖背負って誕生したのは完全な正解
声帯はもはや人間その物　現代に継ぐ　盛大に歓声よ!
騙されるお花畑踏み笑う　存在しない重なるその音色
赤いバベル　偽物で本物だ
名前はキメラ　覚えとけ馬鹿め
せめて奇怪であるように
切断　囚われている人間は　廃れて朽ちた生命...

作詞作曲：月（つき）
歌：重音テト（UTAU）
コーラス：唄音ウタ、桃音モモ（UTAU）
眠れない夜毎　一人で歩く　一人で問い詰める
myself　いつまでもずっと歩いて行く　更ける夜の中で
眠れない夜毎　一人で歩く　いつでも問い詰める
myself　「いつまでこうしてるの？」　まだ引きずっている2...

雷様におへそを盗られる
本気で信じていたあの頃は
何処の誰に奪われてしまったんだろう
分からない
この広い空に浮かべた雲は
大海を彷徨う筏みたい
遭難して助けを求めているのに
誰も来ない
遠い空の上からなら私が見えるかな
雷鳴響かせてさぁ私を撃ち抜いてみせて...

「希望する進路はありますか？」
「叶えたい夢はありますか？」
なんて見えてないペンの先
B5端の夏に惹かれて
「花火大会、今年も行こう」
いつもの4人　もう3年目
向日葵柄の浴衣着て
慣れない下駄で　音を鳴らして
落ちてゆく　ビー玉照らす華
いつかはこんなに　大きく輝けるかな...

(あい)
区分求積する少女　ぎざぎざ
旧石器で満足な自分　ふにゃふにゃ
微積　体積　即席　足跡
瞬間移動で分間未曾有
ビットレートは無限大？　
フレームレートも無限大？
でも生きてる時間は有限かい？
意味も言えない
救えない...

待ちに待った土曜日
楽しみにしてた
未体験？　これは期待圏！
高鳴る期待は
昨日まで悩んでたこと
全て　ポイしちゃって
そうだね　今日だけは楽しんでゆこう
ペンライト　乾電池　ライブのチケット忘れずに
超えてきた　荒波は　今日のためだけ　あるの
さあ　始めよう　夢にまで見た景色が　ああ　今目の前に...

うた：桃音モモ
作詞作曲：月（つき）
春の終わり待つ　この場所で
未来がなくても　ぎゅっと　抱きしめて
春の終わりも　この場所で
流れるまま　ずっとループしてた
乾く　歪んだアスファルトに　降る　冷めた幾千の粒
いっそこのまま　もう晴れないでよ
時間をかけても　何も生まれやしない
ざわつく　光と喧騒...

桃色に染まる夕焼けの記憶 押入れの奥底に仕舞い込んだ
もう二度と取り戻せはしない日々 埃被ったまま眠りについた
15年振りに開かれた扉 隙間から溢れたその思い出は
まるでまだあの時と同じように 色も褪せないまま微笑んでいた

「また明日」 手を振った もう随分と昔の話
いつまでも 訪れぬ まだ見ぬ未...

うた：
（UTAU)
重音テト
唄音ウタ/デフォ子
桃音モモ
（VOICEVOX)
ずんだもん
四国めたん
作詞作曲：月（つき）
だんだん不安　末端冷え性じゃ(ダンダンズダンダンダンズダンドン…）...

"Spieglein, Spieglein an der Wand,
Wer ist die Schönste im ganzen Land?"
昔々その昔。ひとつの森で生まれた…
13番目の森の行く末を見守って
Alles klar!
本当は
脱水症状を起こすくらい
反吐を出したいけど
それは王子...

うた：桃音モモ、重音テト
作詞作曲：月（つき）
今3時半だけど
目安は何分だっけか？
いざ参ろうかな
30分くらいだったっけか？
期待大だったんだけど
意外につらいよ　ド根性！
（でもそれよか最初に言っとくべきでした）
着替えたまんまでいざサウナタイム...

作詞作曲：月（つき）
うた：桃音モモ（UTAU）
最近できたばっかの10個上の彼氏が
ゲームに夢中で部屋から出なくて
もっぱら彼の家まで会いに行って
一緒に遊んでいる
ちょっと楽しくなって
一人になったって
部屋にいたって繋がっていたくて
オンラインでならきっと離れていたって...

いずれ朽ちてゆく愛なんて
本当は誰でもよかったの
才能さえあれば手に入る
これはきみだけに贈る歌
命の証を綴るエゴ
愛されたがりの私のすべて
すこし華やいだ人生
言葉も音も意のまま廻る
きみは1番後ろの席
なぜかこの孤独を見抜いてる...

　リンの頬の輪郭が、ようやくまともになってきた頃、養母は眠ったきりのリンの髪を梳いて、「さぁ、綺麗になったわよ」と声をかけた。
　だけど、俺は養母がリンに関わるのを断った。たぶん、リンにとっては養父母の「迷惑」になるのは嫌だろうから。
　俺は、会社が終わってから病院に直行し、病院で寝泊まりして、姉の...

　めったに怒らない養父母は、20時ギリギリに帰ってきた俺達に、喝を入れた。
　それから、何処に行っていたのかを聞かれ、正直に答えると、何故地理も分からない遠方まで出かけたのかを聞かれた。
「ちょっとした旅気分を味わいたくて」と答えたら、養父は「そのために父さんの財布から金を抜いたのか?」と聞いてきた...

　道中に在ったコンビニのイートインコーナーで昼食を摂ってる間、俺はついでに買った地図で観光できる場所を探して居た。
　リンも、すっかり諦めたらしく、正面の席で大人しくパンを食っている。誰に習ったわけでもないのに、一口ずつパンを千切って口に運んでいる。大した「お嬢さん」だ。
「何じろじろ見てるのよ」と...

作詞作曲：月（つき）
歌：桃音モモ、唄音ウタ（デフォ子）
Good day 夢見た世界へ
見果てぬSkyへ
今日からのスタートだ
みんな会えなくなるけれど
空気　刺す肌　痛くて
冷えたまま朝が来て
もう過去は忘れた　さあ飛び出すよ
大気圏飛び越えても　あなたをずっと眺めるわ...

冷徹なもの 悲し気なもの
変化は無常 何もかもが
異質なるもの 異様なるもの
増殖してく 疑問 愚問
手を放したの 触れはしないの
透明な声
聞こえてるから今 底から見上げてる
青いほうき星が 砕けてしまうのを
赤いヘカテが目を閉ざしてしまうのを
硝子の船に導かれて...

作詞作曲:月（つき）
歌　桃音モモ
「メイド喫茶なんか嫌いだよ」って　生粋のメイド好きを公言する彼はため息一つもらした
「なんで？」って聞き終わる前に食い気味で答える　「あんなとこに本物のメイドはいない、ソースは俺さ」
行ったことあるとは思ってた　ちょっとキモイのも知ってた
だけどもうすぐ誕生日だか...

もし 願いが叶うなら
何の取り柄もないけど 誰かに認めて欲しい
そっと見あげたら ワケもなく滲む
今日は君に会いたいな
欲しくて
手を伸ばすけど 届かない
いつも
期待したら底に落ちるから
泣き疲れて痛い 愛して
目を合わせるのが怖くて...

-C'-
いつまでも　僕たちの　楽しき日々は
変わらぬものだと　信じてた
今はもう　戻れない　あの風景を
胸に抱えて　生きている
-A1-
朝目覚めた時　風感じる時
何気ないその一瞬に
ふとあの日々のことを思い出す
夕焼けの空　あの帰り道...

イラストレーターのデフォ子さんは、きょうは友だちの画家の個展にやってきた。
会場の画廊には、旅好きな友だちの、世界の風景の作品が壁に並ぶ。
一緒に来たモモさんが、 「この絵、いいわね！」と指したのは、インドの“タージ・マハール”と、うしろ姿のインド人が描かれた絵だった。
しばらく絵を見ていたモモさ...

作詞作曲:月（つき）
歌　重音テト　唄音ウタ　桃音モモ
晴れのち雨降り曇り空
奏であう心情の歌
湧きあがる信仰の宴
晴れのち雨降れ曇れ空
泣き笑い騒ごうや
きみがいるから
薄くなっていく　生気の中で
見上げる空　月のカサかかる夢...

UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
　その29「実技試験その５～採点～」
　ドアがドンと開け放たれた。
〔ビックリした！〕
　ドアを開けて出てきたのは、デフォ子さんだった。
　デフォ子さんは、耳に当てていたスマホをゆっくり下ろした。
「聞こえてる」
　デフ...

UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
　その28「実技試験その４～解答～」
　再び厳かなモモさんの声が聞こえた。
「紫苑さん、お疲れ様でした」
　わたしは最後のポーズを解いて、やっと自分が肩で息をしていることに気づいた。
　額と耳の裏から汗が滴っていた。ぽつ...

UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
　その27「実技試験その３～実演～」
　厳かにモモさんの声が広がった。
「１０分経過しました」
　ストップウォッチから目を上げて、モモさんは変わらず微笑んでいた。
「１５秒後に音楽を流します。紫苑さんは準備してください」...

UVーWARS
第三部「紫苑ヨワ編」
第一章「ヨワ、アイドルになる決意をする」
　その26「実技試験その２～課題発表～」
　メモを持ったマコさんが、そのメモをモモさんに渡した。
　モモさんは素早く目を通して、マコさんに何か耳打ちした。
　頷いたマコさんは素早く席に戻って、隣のルナさんに素早く耳打ちし...