皇紀一〇〇年 御代三〇〇代
無二の時をや 何にかはせむ
そも 乱世なれば 我凶獣になりて
仇名す敵をば 切り伏せに候

“日輪を食む妖魔” 人はこの姿を恐れた
閉じ込めた被虐の底 刃を手にし明日を駆ける

私の手には 全てを引き裂く力がある
私の心は “悪”を刎ねつけるために打つ

皇国守護紅猫二式(エンパイアセイバー・スカーレットキット・ツー)
闇より生まれ出た世のエラープログラム
皇国守護紅猫二式(エンパイアセイバー・スカーレットキット・ツー)
錆びついたねじまきの 時代錯誤守護者


群雲の氷雨に オノコロ沈む
都は憂えて 外には患ひ
遥か、忘れ路の たたなづく千々青垣
まほろばの国を 如何で興さむ

“追い出せお国のため” 石を持つ「文化人」たち
ああ、見せつけてやろうか お前と同じ鬼畜の散り様を

私の爪には 民と敵の血が懸かっている
私の声は 双つの夜の眠りを揺るがす

皇国守護紅猫二式(エンパイアセイバー・スカーレットキット・ツー)
忌事から生じた皮肉なるイレギュラー
皇国守護紅猫二式(エンパイアセイバー・スカーレットキット・ツー)
首輪を噛み千切って 放たれた妖猫


傷負うその背 咲かすは血の色の徒花
その晴眼で 洛中外の闇斬り散らす

皇国守護紅猫二式(エンパイアセイバー・スカーレットキット・ツー)
絶対のフェアのため振るわれる無慈悲の刃
皇国守護紅猫二式(エンパイアセイバー・スカーレットキット・ツー)
徳を知るのは外道 嘆かわしき世よ

皇国守護紅猫二式(エンパイアセイバー・スカーレットキット・ツー)
“興国”の名の下に動き出すジャッジメント
皇国守護紅猫二式(エンパイアセイバー・スカーレットキット・ツー)
その求め往くものは “真なる正義”

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

皇国守護紅猫二式

祖国再興のカギを握るのは、同族に嫌われた“非人”だった。

前作「紅」の続編か焼き直しに当たるもの。当初はもっとイケイケな歌詞になるはずだったのですが妙にシリアスに。

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投稿日:2014/02/17 17:11:38

文字数:744文字

カテゴリ:歌詞

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