静かに生まれた想いの鼓動が震えてる
ゆるゆる高まる熱を沈めて浮かべ掬った
形のないもの確かにしたくて
名前を与えてわかったつもりで
文字にしても 声にしても
心はどこ 気持ちはなぜ薄れるの
伝えられない曖昧模糊
誰そ彼の言葉 溶けてゆくの
繰り返すほどに曖昧模糊
見失って あとは
隠れて逃げてく
在処を教えて 甘い物どこどこ
再び生まれた想いの鼓動が震え出す
くるくる丸まる熱を開いて閉じて
惑う とこ
好きと言えるほど特別ではない
嫌いと言えるほどよくは知らない
言葉にするけど違うものになる
言葉にしないと消え去ってしまう
見つからない 見つけられる
答はどこ 気持ちはなぜ求めるの
伝えきれない曖昧模糊
彼は誰の心 持て余すの
放っておけない曖昧模糊
まだ疼いて あとは
白紙を探して 色塗りなおして
こぼれたままの余り物ここここ
何度も一から音を選び出し並べるの
宛名のないまま新月の夜に手放そう
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