水の上に落ちた花弁(はなびら)は
風に乗りまた舞い上がる
誘われた私は空へと
手を引かれて

それは総(す)べての始まりだと
気付いたのはこの先の痕の傷
咲いた薄紅の花
光る闇の間に

追いかけた先に広がるのは
咲き乱れる美しき花
目と目の奥映り逢うのは
舞い乱れる美しき乙女
夢の中まるで
貴方に酔いしれて


一度この世に咲いた蕾は
二度同じ形にはならず
手折られた淡い色の花は
戻らない

それでも君が望むなら
咲いたばかりの命をこの手で
折れた薄紅の花
落ちる闇の間に

薄暗い先に佇むのは
手折られた悲しき花
目と芽の奥語り逢うのは
散り乱れる悲しき乙女
夜の中そして
涙に酔いしれて


目覚めた先に広がるのは
咲き乱れる美しき花
目と目の奥映り逢うのは
舞い乱れる美しき乙女
あの時まるで
貴方に酔いしれて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

咲いて、散る花のように

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投稿日:2020/10/11 15:44:19

文字数:360文字

カテゴリ:歌詞

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