A
気付けば 列車の中で
ぽつんと 一人 白昼夢 見ていた
行き先 すらわからずに
ガタンと 不安を両手に抱えて
B
望まれた 旅だった
望まれて 旅立った
それなのに 切符も ぼやけてる
S
終着駅が 知りたいだけなんだ
ドナドナと 喚くことも出来なくて
洗濯物も 取り込めないからさ
グラグラと おぼつかない両足で
A
夜明けも 夕日も過ぎて
ぽつんと 雨が 窓の外濡らした
いつまでここにいるのか
自問と 自答を繰り返し唱えて
B
乗客は 一人だけ
始まりも 途絶えてる
流れてく 時間に 囚われて
S
乗り換え方も 知らないまま眠る
夜な夜なと 悪い夢が取り憑いて
やりたいことも 思いつかないから
カラカラと 枯れた喉に絡まって
S
終着駅が 知りたいだけなんだ
やりたいことも思いつかないから
歩き方すら 忘れてしまってさ
フラフラと 繋ぐように 進んでく
生きたいかすら わからないんだけど
カラカラと 乾く喉が泣いている
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ささやかな夢を諦めて 何ができるというの
肩の力抜いて やれることからやれば
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静かに降る雨...【初音ミク】目を逸らさずに
シノザワ
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
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