書いては消してを繰り返し ぼろぼろになったページを
ちぎって丸めたあとで捨てられなくなった
今抱えてる思いは気のせいなのかな
そんな風に思えば思うほど大事になっていくんだ
共に見上げた空はどこまでも青くて
手を伸ばせば 伸ばせば 届くような気がした
どんな絵も敵わない最高の世界
目を閉じれば ほら そこに見えるのに
いつか僕たちも大人になって
ビターチョコの甘さに気づけるのかな
今はお子様でいいからなんて
知らないままで過ごしているだけだ
疲れも知らずに遊んでた 街はとても小さくて
12年間の世界は1時間で終わった
夢のような日々だけが確かなものかな
あの頃の思いが思い出に誤魔化されてしまうんだ
一人耐えぬく夜はどこまでも冷たく
陽はまだかと まだかと 待ち望んでいるけど
止めどなく溢れ出す苦い涙が
目をふさいだ もう 何も見えない
いつかそんな日が来てしまうこと
分かっていたはずなのに見ようともせず
ほんの少しだけ寄り道してた
知らない道を歩きたかったから
伝えられないからと本当の気持ちを
嘘という膜で包んでしまった
苦くて苦くて 溶けそうにもない
今は僕たちも大人になって
ビターチョコの甘さに気づいたのかな
いつかの願いを忘れられずに
懐かしい場所に帰ってきたんだ
ほんの少しだけ寄り道してた
それでもいいだろ なあ 僕は覚えているよ
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