マスカレイドの町 誰もが
本当の自分 隠して踊っている

行き交う人々の その中
出会ったふたり 恋に堕ちた

ねえ その声はまるで媚薬
軋む寝台(ブタイ)の上
骨の髄にまで染み込む

探し求めていた愛は
ここにあったのね
傷つくことを恐れない
ツバサを畳んで

あなたの籠に入りたい

暗い部屋 うつろな瞳と
夜毎カラダに増える 紫の花

窓へ伸ばした手が欲した
愛は幻 これが現実

ねえ その腕はまるで鎖
逃げられないように
強く柔肌に食い込む

壊し続けてきたココロ
戻ることはない
壁の隅へと向けた背の
ツバサを毟って

空はもう遠いあこがれ

探し求めていた愛は
ガラクタに埋もれ
傷ついてなお穢れない
想いは重いに

壊し続けてきたココロ
すべてを受け止め
愛の痛みを知った背に
ツバサは要らない

あなたの籠に閉じ込めて

終わらないワルツを永久(トワ)に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

鳥籠ワルツ

「あなたの籠に入りたい」

束縛したい男、されたい女。しかし、あまりにもかけ離れていた願望と現実。歪んだ愛の結末とは――…?

狂愛の中の純愛ってやつ多分だって後付けだから(いつものこと)

閲覧数:161

投稿日:2015/07/13 16:58:29

文字数:387文字

カテゴリ:歌詞

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