無意味に横たわるに飽き
開け放つ窓に黒い雲
備えようにも傘すらなくて
ふらふらとあても無く歩く
鈍りきった危機への本能が
はるか遠い雷鳴を聞く
やがて降り出す大雨が
ありえないくらい酸性で
全てを溶かしてしまえばいい
嗚呼
歩く意味すら見失って
よどみきった空を見上げた
雨混じりの 湿った風が
ばたばたと耳元でわめく
立ち止まった意味を探して
最後の一本に火をつけた
やがておとずれる嵐が
前代未聞の激しさで
全てを壊してしまえばいい
嗚呼
そして降り出した雨が
意味をなくした哀れなぼくの
涙すら無意味にするだろう
嗚呼
ご意見・ご感想