暗くなった瓶の底を覗いてみたり
明るくなった窓硝子に身を寄せたりしていた

心療内科のいつもの場所で
何一つ考えもせずに吹かした煙草は
少しだけ甘い味がしたんだ

ふと突き刺すような胸の痛みに
瞬間的な哀楽を覚えていながらも

静かに音を立てている風に
なびく黒い髪と白い煙は
焦り繰り返す深化を緩めているだろう

酷く暗む光の中で貴方が微笑むから
きっといつまで経っても届かない

その一瞬だけに生み出される感情を
両手で塞ぎ込んでいるだけなのに

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瓶の底と窓硝子

その一瞬だけに生み出される感情を両手で塞ぎ込んでいるだけ。

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投稿日:2019/06/28 08:03:32

文字数:224文字

カテゴリ:歌詞

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