（サビ)
言葉も交わせず　巣立った君へ
心残りはありますか？


（Aメロ）
幼い頃に　聞いた話だ
僕には実は姉がいたって
「生まれる前に死んじゃった」と
涙堪（こら）えて　母さんは言う

（Bメロ）
小さなお墓に　小さな君の名
世界を見ること　出来なかったよね
声も温もりも感じれないまま
儚く散ってく　命もあるんだ

（サビ）
言葉も交わせず　巣立った君へ
心残りはありますか？
時計は止まらず進んでくから
生まれ変わって　幸せに…


（Aメロ）
大きくなって　言われたんだよ
きっと僕らは瓜二つだと
揃いの服を並べて着せて
「見たかったな」と　父さんは言う

（Bメロ）
大きな空白　大きな僕の手
時間の流れは生きてる証拠
けれどこの心（なか）で　君も生きてるよ
姿はないけど　鼓動感じてる

（サビ）
気持ちも伝えず　歩む僕は
今さら君に　「会いたいな」
そう呟いたら　涙零れ
窓の景色が揺らめいた


（Bメロ）
でも僕は　ここで見上げてる
ならせめて君の時間まで
懸命に走り回ろうか
楽しもう　限りある時を

（サビ）
お互いの手すら　繋げなかった
双子の距離　縮まった
来世があるなら　叶うのならば
また一緒に　生まれたい