触れたその瞬間から
消えて無くなってしまいそうで
怖くて怖くて
僕はただ見ているしか出来なかった

そっと抱きしめたいよ
遠く離れていかないように
でも知っていた
貴女の心はここにないと

最初から全部
受け止めてしまって
終わるようにすればよかった
こんな苦しい
想いは要らない
けれど 知ってしまった

出会ったその日からずっと
貴女のことが忘れられなくて
何度も何度も貴女を重ねた
この唄を歌い続けてる
嗚呼 もしも僕の想いが
貴女へと届くというなら
この唄を聴いて欲しい
貴女に捧ぐ 唄を…

街ですれ違う距離が
一本の境界線のようで
分かれ離れ
胸の歯車が軋む音がする

響く足音
僕だけの音が
虚しく路地に消えてった
もしも貴女と
歩けたのなら
僕は 変わってたかな

ありふれたイルミネーション
街を照らす街灯の影
何度も何度も貴女探して
この想い伝えられなくて
嗚呼 張り裂けそうな鼓動が
僕を今も苦しめてる
枯れた声で喘いでる
生きることが 辛い…

ふと気づいた時に
映った光景に
僕はただ呆然と追いかけていた
嬉しそうに 肩を並べ
手を繋ぐあなたの姿

出会ったその日からずっと
貴女のことが忘れられなくて
何度も何度も貴女を重ねた
この唄を歌い続けてる
嗚呼 もう届くことはない
貴女を重ねたこの唄は
儚い旋律奏で
貴女と共に そっと流れ 消えた……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

届かない唄

とある絵師さんの美麗なKAITOをみてたら衝動で書きたくなったので書いてみました。名前表記はしませんが。気づいてもらえたら光栄だよね!!多分ないけど!!!
切なそうな表情で見られたら、私はあの世に旅立てると思うんだ。

閲覧数:129

投稿日:2011/03/25 00:52:39

文字数:587文字

カテゴリ:歌詞

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