「いろいろ、なんか、お世話になりました!」
サナギちゃんとリンちゃん、そして駿河ちゃんは、ドアの前で、ツクヨミ少年たちに挨拶をする。
ニコニコ笑いながら、3人を見送る moonlit の人たち。
なにやら不思議な、あれこれがあったが、一件落着かな。
リンちゃんは、元気になった友達を見ながら、そう思った。
古い建物をあとにして、3人で夕方の道を歩く。
「でも、これで、“リンリンはっちゅーね”のコマーシャルも、仕事は無いかもね、きっと」
ふと、リンちゃんがつぶやく。
「ミクさんが、さっきの会社と、手を切った、っていうし」
サナギちゃんも、黙ってうつむいている。
●新しい商品展開!
それを聞いて、思い出したように、駿河ちゃんが言った。
「そうそう、そういえば。ミクさん、別の事やるんだってよ」
その言葉に、2人は顔を上げて彼女を見た。
「べつの事?」
「うん。その、“リンリンはっちゅーね”のからみで、さ」
駿河ちゃんは、答えて言った。
「コヨミさんが言ってた。新しい展開だって」
「えっ、なになに。何をはじめるの?」
リンちゃんは、いきおい込んで聞いた。
●この子、もう健康だ
「“リンリンはっちゅーね”は、今回はフィギュアで、バンバン攻めてく作戦だったでしょ」
「うん」
「で、あなたたちを使って、CMもバンバン流して。でもね」
彼女は、2人に説明する。
「それが終わったら、第2弾の商品は、ぜんぜん、新しい攻め方をするらしいよ」
聞いている2人は、目を丸くして、興味津々だ。
「どんな?」
食いついてくるリンちゃんに、駿河ちゃんはニヤリとうなずいた。
「絵本だよ」
「ん?」
「“リンリンはっちゅーね”のキャラクターで、絵本を作るんだって」
2人は、目をもっと大きく開いた。
サナギちゃんが、おっとりした調子で、つぶやいた。
「えーほんと。絵本?」
リンちゃんは、横目で彼女を見て思った。
「この、ボケ具合なら、この子、もう健康ね」(^._.^)
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