詐らず裏切らず悲観せずに
生きていけたら幸福なのは
恐らく世界中の誰もが知っている。
しかし哀しいかな、
世界はそう上手く廻ってはくれない。
私はかの涼宮ハルヒまで盲目的とは行かないが
来る2015年に人類補完計画が施行されはしないかと
心の何処かで期待をしている。
人類皆「ひとつ」になれば、
詐らず裏切らず悲観せずに
生きていける気がするからだ。
それは偏に、私達が人間でなくなってしまう事と同義である。
「ひとつになる」という心地良さは、これは想像でしかないが、
筆舌に尽くしがたい。
「ひとつになる」という事を想像するだけで
私の心はドーパミンで満たされる。
しかし。しかし誠に遺憾ながら、
最終的に私も、シンジ君と同意見になるだろう。
この短い生で感じてきた以上の
想像を絶する哀しみを積み上げていくのが人生だ。
私はそれを生涯疑いはしないだろう。
だがしかし希望も有る。
パンドラの箱の底に転がっていた物のように、
割合は99:01みたいなものだが、
それでもシンジ君の台詞が全て物語っている
「誰かと一緒に居て楽しかった」
ヒトとして在りたいならば、
ヒトと関わって生きて行く以外に、方法はない
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