昔から続く王制 わが父が行う王政
狂いだしたのはいつのことからだろう

やさしかったはずの私の父上は
母が死んでからおかしくなっていった

母が死に 忠臣(ぶか)が死に
民が死に 国が死に
募るは恨みのみ

私はただ見てることしか出来なかった


民が立ち上がり改革 この身の行く末は明確
壊れ始めたのはもうずいぶん昔

笑顔だったはずの周りの人々は
誰一人として城に残らなかった

母は死に 父は死に
兄も死に 姉も死に
残るは私のみ

私はただ見てることしか出来なかった


気がつくと捕らえられ 牢屋の中にいた
明日の昼には私のみにも断罪が

嗚呼 嗚呼 神様
私に何の罪があるというのでしょう

嗚呼 嗚呼 神様
力が無いことは罪ですか?

嗚呼 嗚呼 神様
もしそうだというのであるならば

嗚呼 嗚呼 神様
私に民を殺す力を下さい

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最後の王女

閲覧数:85

投稿日:2011/02/24 22:43:48

文字数:371文字

カテゴリ:歌詞

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