窓の向こう側 灰色の空
泳いでいく雲を見つめていた
うまくできなかった言葉だらけでも
「知っていたよ」と笑ってくれた
退屈な日々が色鮮やかに染まっていく
おとぎ話のように
この街にも雪が降り積もり始めた
明日には溶けて無くなる季節だけど
さよならも言わないまま夜は過ぎていった
魔法が解けてしまわぬよう抱きしめあっていよう
白い絨毯に付けた足跡
笑って辿る君の手を取って
分からないことだって君がいるだけで
きっと大丈夫だって思えた
「少し寒くなりそう」ラジオが言ってたから
キャンドルを灯していよう
舞い上がる白い息が空に溶けて
星屑になって輝き消えていくよ
さよならも言えないまま夜は過ぎていった
まだ僕らには長い夢の終わりはいらないから
【歌詞応募】初雪(仮)
piaproでは初めての投稿です。
KOOさんの楽曲(https://piapro.jp/t/JuTR)への歌詞応募です。
楽曲を聴いたときに「この街にも~」のフレーズが浮かんだので
これを軸に大切な人とのひと時を想像しながら書きました。
タイトル未定とのことですが、僕が付けるなら…で(仮)としています。
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