ミクがドアを開けるとちょうどメイコがはしってきていた。
「メイ姉・・・『NOIS』がきたってほんと?」
「あたしは嘘はつかないわよ!・・・ホラ!ミクちゃんも早く武器持ってきて!!」
ミクが自分の部屋に戻って白と黒の二本の剣を持って部屋から出たら、ちょうどリンとレンが部屋から出てきていた。レンの手には2m位の槍が握られている。リンは何ももっていない。
「リン・・・武器は・・・・?」
レンが呆れたように訊ねると、リンはそうだったと手をパンとならし、もう一回部屋の中に入っていった。
ミクが駆け寄る。
少しして
「おまたせぇ~」
と明るい声がドアの向こう側から聞こえ、ドアが開いた。
そこに立っていたのは片手に身の丈程もある大剣を持ったリンだった。
ミクは驚きのあまり、目を見開いて固まってしまった。
「そんなでかい剣・・・よく忘れるな・・・」
レンがため息混じりに呟く。
「お、重く・・・ないの・・・・?」
少し落ち着きを取り戻したミクが聞く。
「え?これ?あんま重くないよ。・・・持ってみる?」
その言葉にレンは慌てる。
「ばっバカ!!それ、お前には重く感じなくてもな・・・ほんとはすっごいおm・・・」
ミクの答えもレンの忠告も聞かずリンは大剣を投げた。
大剣は放物線を描いてミクの腕に収まる。
だが、その大剣のあまりの重さにミクは思いっきり転んでしまった。
大剣を床に置いて立ち上がるとミクはリンに聞いた。
「こ、この剣・・・なんキロあんの?」
「えっとねぇ・・・・・・確か300~500だったと思うよ。」
「え・・・・」
「そんなことより・・・早く行かないとメイ姉に怒られるよ。」
そう言うとリンはひょいとあの大剣を持ち上げ、レンと共に走っていった。
ミクは驚きを隠せないままリン達について行った。
ミク達が到着するとすでにみんなが集まっていた。
それぞれ、メイコは腰にレイピアをさし、カイトは片手に銃を持ち、ルカは両手に拳を覆う形で刃が着いているナイフを持っていた。テトは何も持っていない。
「さて、みんな集まったね?・・・よしっしゅっぱぁ~つっ!!」
メイコが言うとエレベーターのドアが開く。
全員が乗り込むとエレベーターのドアが閉まり、エレベーターが動き出した。
30分くらい経つと再びエレベーターのドアが開く。
そこは最初の戸口・・・つまりリン達がミクを助けた所だった。
振り返ると富士山がある・・・・はずだった。
富士山は大きくえぐれ、原形をとどめてはいなかった。
はるか遠方に大群が見えた。
「さぁ~て。やりますか。テトォ~あれ【何型】?」
メイコが言う。
「はい。ちょっと待って下さい。」
テトは目を閉じる。
「・・・解りました。あれの大半は【C型】です。」
「【C型】・・・楽勝♪カイト?もちろん【C型音響弾】持ってきたよね?」
メイコがカイトの方を見ながら言う。
「うん。もちろん・・・・ってあれ?ない・・・」
カイトがポケットを探りながら言った。
「なぁにやってんのバカイトォォォォォォ!!」
メイコの拳がとぶ。
「まあいいわ・・・どうせ【C型】は雑魚だから・・・」
メイコは息を切らして言う。のびていたカイトは起き上がっていた。
「よおぉ~しっ!とっつげぇ~きっ!!」
リンが叫ぶ。
「リン・・・お前指揮んなよ・・・」
そう言いながらもレンは槍を振り上げて走っていった。
それに続いてみんなが走っていった。
目標の数は・・・・二千。
続く
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