---「私」は「道化」のよに 笑う 笑う


ホントは心配なんだよ。
でもあなたの「好きだから心配しないで」っていうメールを信じて
思いを殺して毎日笑っているの。


最近、あなたが私じゃなくてあの子の所ばっか行くの。
不安になってあなたに「わたしの事嫌い?」ってきいてみた。
あなたは「嫌いじゃないよ」っていう。

ホントなの?

笑えば笑うだけ、不安な気持ちは大きくなっていく。その不安が涙になるの。

不安な気持ちを飲み込んだ。「心配」なんて言わない。
そうすればあなたは私の気持ちに気付かないでしょ?

教室に響くあなたの声。またあの子の名前を呼んでいる。
その声がわたしを殺すの。
あなたはわたしが苦しんでるの知らないでしょ?

この気持ちどうすれば?

わたしは今日もあなたにこの気持ちがばれないように必死に笑顔でいるの。




気がつけばあなたはまたあの子と2人でおしゃべり。
もう、あなたが楽しければそれでいいょ。

でも不安は全然拭えないの。

いつものようにあの子と笑っているあなたの事、
ホントは心の奥では許せないの。

「心配」なんてこれ以上言ったらあなたに嫌われそうな気がして、
あたしは毎日、笑いながら教室の真ん中であの子と話しているあなたを見とくしかないの。


今、消した。あなたへの想い。


嘘だょ?



あなたがあの子を呼ぶ声がわたしを殺すの。
わたし、苦しいんだよ。悲しいんだよ。
でも笑ってるふりしてるこんなわたしを、
あなたがいいならわたしを殺して。

君の見ている今のわたしは「嘘」でできた「わたし」だから・・・・・・・・・。







ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

戯言スピーカー解釈

初投稿です。
この解釈は自分の境遇と重ね合わせてできた解釈です。
あくまで自己解釈です(>_<)

素敵な本家様に感謝です!
ねこぼーろ様、素敵な曲をありがとうございました!!!!!

閲覧数:971

投稿日:2011/12/28 14:37:00

文字数:697文字

カテゴリ:小説

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