赤く染まる 遠方の空
ノスタルジーは感じず。
原因は浮上最中
恒星はまだ昇り続け

追い風も向かい風も吹かず
それは恒星へと向かう。
目で追った先はまぼしい。
その中に浮かぶ黒い光 。

頭上に届いた赤誠の空
白と雑ぜ合い全てを包む
撫子色の可視光線は
私の衷心を。

ここは岐路か、それとも抜け道か
紕い人包むサーマル
乗るなら次の瞬間にそっと
木の葉の如く宙に舞い上がる。
周囲の景色は回り歪みだす
7色の帯の道が広がる
その彼方に懐かしい光
あのターコイズブルーへ向かう。

私の責任は何ですか
佇むあなたの背中に問う
宿命か、運命なのか
なぜ運ばれてきたのか。

予想通りの反応も無し
ゆったりと時をこえて。
あるのが当然かのように
あの傷のない宝玉のように。

時間が止まっている感覚で。
あなたに触れてしまえば
その時間軸へ辿り着けますか
この美を汚す事でそちらへと。
美しいとしか言いようがない
永遠の生命が宿るようで
正面から覗いてみるとなぜか
彼女の腹部には黒い渦が

小さな黒い螺旋の渦は
永遠を意識させない
私はそこに手をやりそして、
彼女に吸い込まれていきました。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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vandraeoi

IA

閲覧数:63

投稿日:2013/08/29 18:01:42

文字数:494文字

カテゴリ:歌詞

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