禁断の果実食べた アダムとイヴが見た夢
崩れゆく楽園には 七つに裂かれた虹の涙雨

ドス黒く熟れ切って 腐り落ちたのは
欲望に侵された意識
器ごと飲み込まれ 音も無く染まり出した
罪の色に

僕らはいつも 赦し合い 憎み合い 寄添って 身体を預け
感じ合い 信じ合い 傷つけて 傷ついて 穢れて それでも求め合う


絶え間無く降り注いだ 赤い雨に映るのは
生と死が連結して 瓦礫に埋もれていた君と僕

張り付いた喉の奥 絞り出したのは
絶望に縛られた呻き
器ごと吐き出され 音を立て壊れてゆく
罰を受けて

僕らはいつも 与え合い 奪い合い 戸惑って 想いを重ね
探り合い 支え合い 抱き締めて 抱き留めて 離れて それでも惹かれ合う


ドス黒く熟れ切って 腐り落ちたのは
欲望に侵された意識
器ごと飲み込まれ 音も無く染まり出した
罪の色に

僕らはいつも 赦し合い 憎み合い 寄添って 心を委ね
感じ合い 信じ合い 傷つけて 傷ついて 穢れて それでも愛し合う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

赤い雨

※読み方
穢れて…けがれて
埋もれていた…うずもれていた
呻き…うめき

閲覧数:87

投稿日:2014/08/14 20:39:17

文字数:434文字

カテゴリ:歌詞

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