さっきまで晴れていたのに今は
落とした言葉ひとつでモヤがかかる
雲の上に手を伸ばしたいのに
雷が鳴り響いてきてしまうんだ
止めたい止めなくちゃ
君の心から大粒のドロップス
拾いきれない感情は溢れてく
川になって海になって流されて
いつも謝るのは僕の方だけど
それよりも笑顔に届きたいから
さっきまで見えていた空も今は
無くした音色ひとつでキリがかかる
星の下で手を繋ぎたいのに
竜巻が渦巻いてきてしまうんだ
差したい差さなくちゃ
君の気持ちへの大柄なアンブレラ
庇いきれない感傷は滲んでく
風になって虹になって許されて
いつも堪えるのは僕の方だけど
今よりも素顔に近づきたいから
役に立つことの無い天気予報士なんだ
ほうらまた君の名前に雨が降り始めます
手紙を書いたから読んでほしいのにでも
滲んだ文字じゃなんにも伝わらなくって
役が合うことの無い不出来道化師なんだ
そうらまた君の明日に雨が降り始めます
変な顔をしたから見ててほしいのにでも
滲む視界じゃなんにも感じられなくって
小さな小さな水たまりに聞いたんだ
君が嫌いなわけじゃないだけど出来るなら
水面に空を映したいって思うんだ遠く青く
指さしたのは雲間の小さな星ひとつ
さっきまで統べていた闇も今は
無くした嘘のひとつで夜を越える
夢の中で口塞ぎたいのに
現実が追いついてきてしまうんだ
言いたい言わなくちゃ
君の全部への横柄なアイラブユー
覆いきれない本性が弾けてく
息を吐いて胸を突いて震わせて
はいと答えたのは君の方だけど
今からは素足で歩みたいから
次に雨が降るときは必ず
星空の見える傘で会いに行く
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