外に出て星を眺める
優しい気持ちになりたいの
わたしはただ立ち尽くす
広がる夜空の大きさに
アンダルシアで生まれ育ち
太陽の香りで熟(う)るオリーブ
その皮みたいな色をした
夜空と滴る雫
今なら優しい答えが出せる
わたしが悩んでる全ての間違いに
わたしは何故産まれて来た?
何処に進めば良いのか?
愛すべき人は誰なのか?
死んだ後はどうなる?
頭が悪くふさぎ気味
それが等身大のわたしだね
好きなものはハッピーエンド
あとは無駄に考えること
光る星 あれになら 生まれて変わっても良い
口笛を 吹きながら 夜を照らせば良い
悩み自分の首を絞めた
そんな夜があったとして
それが自分と諦めるの?
わたしにはさ出来ない
わたしの手で紡いだ物語
主人公はわたし それは変わらない
だから下を向き眺める
白い服についていた汚れ
そして上を向き思う
広がる夜空の大きさを
命について話をしよう
未来に思い馳せよう
幸福な最後に寄り添う
そんな人の手を取ろう
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