【A1】
花の色はゆらりうつり
巡る季節ひとつふたつ
【B1】
手まりをつきつき数ふる日々に
貴方の姿の幻影重ね
【A2】
萌える若葉ゆれてさわぎ
巡る季節ひとつふたつ
【B2】
便りをこひこひ数ふる日々に
重なる思ひの届くを知らず
【S1】
鳥籠の金糸雀永久に歌歌ふの
今はなき主の帰りを待ちて
【A3】
朽ちる落ち葉はらりひらり
巡る季節永久にくるり
【B3】
訪ねるひとびと絶えて久しく
枯れゆく歌聲いつまで紡ぐ
【S2】
ただひとり金糸雀永久に歌歌ふの
今は亡き主の残した歌を
【S3】
この聲の枯れ尽くその日が来たのなら
静かに時を止め貴方の元へと
はなのいろはゆらりうつり
めぐるきせつひとつふたつ
てまりをつきつきかぞうるひびに
あなたのすがたのおもいでかさね
もえるわかばゆれてさわぎ
めぐるきせつひとつふたつ
たよりをこいこいかぞうるひびに
かざなるおもいのとどくをしらず
とりかごのかなりあ
とわにうたうたうの
いまはなきあるじの
かえりをまちて
くちるおちばはらりひらり
めぐるきせつとわにくるり
たずねるひとびとたえてひさしく
かれゆくうたごえいつまでつむぐ
ただひとりかなりあ
とわにうたうたうの
いまはなきあるじの
のこしたうたを
このこえのかれつく
そのひがきたのなら
しずかにときをとめ
あなたのもとへと
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想