血生臭さから目覚めた朝
どこまでも続く地平線
1000年耐えた大樹はとうに燃え尽きた
砂利を踏む足のどこか物憂げな姿
どこかで感情は捨ててきたのに
楔をうたれたかのように痛む裸足
ただしい?きらい?すてるべき?
すべてが赤黒く染まった天上に消える
破壊?野望?すべてくだらない
私はここで歌う
腐臭が漂う街で 亡者が目覚めるまで
赤い閃光 天から降り注ぎ 砂になる瞬間
叩きつける轟音 私のこの歌かき消されないように
何千何万年経っても 亡者の目覚めを待つの それが私の使命
捨て去ったもの
取り去ったもの
干からびた若葉は何も言わない
規則的な羅列を 不規則な音符で乱すの
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