1A
ずっとずっと山の向こう 僕の大事な人がいる
今日も明日も見えないし 信じられない筈なのに
1B
どれだけ歩けば見つかるの? どれだけ怪我しても動くよ
1S
もうすぐ着くよあと少し 君は僕に繰り返して
夢を見せてくれるけれど 愛をくれたのは君だよ
2A
ずっとずっと恨んでいた 僕を励ます君がいる
昨日も今も傍らに 諦めないで言わないで
2B
どれだけ探せば見つかるの? どれだけ彷徨えば終るの?
2S
もうすぐ届くあと少し いつの間にか杖になって
震えながら笑うけれど 愛をくれるのは君だよ
C
最後の坂を降りるとき 足が滑り転げ落ちて
そんな僕を救ったのは いつもと違う救いの手
3S
もうすぐ見えるあと少し そんな声が聞こえなくて
僕は助けを求めたんだ 愛しているのは君だけ
LS
もうすぐ逢えるあと少し その時聞こえた君の嗚咽に
僕は瞳を開いていた 愛しあえるのは君だよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

瞳の嗚咽(ひかりのなみだ)★外部依頼決定★

(自分の中の愛情に)気づいていたのに、
ほんとは気づいてなかった……。

目の見えない主人公と、主人公を一途に守り続けた人のお話。

最後、主人公は目が見えるようになります。

けれど、その瞳は……?
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主人公の青年は目が見えませんでしたが、
希望も持っていました。
その青年に希望を与え続けた人がいたのです。
「ずっとずっと山の向こうに君の大事な人がいる」と。

長い道のりをふたりは歩き続けました。
しかし、青年を支え続けた者にも限界はありました。
それでも支え続けたのです。
杖になって、とは、
道標であり、手や肩を貸した状態で、歩き続けたと言う事です。
けれど、その人の支えは、
ゴール間近で途絶えます。
その支えなく歩こうとした青年は、
最後の坂で転げ落ち、

自らの死を感じたのかもしれません。

しかし、そんな青年に手を差し伸べる者が現れました。
それは別の人の手でした。

その時、青年は、
愛しているのは君だけ、だと感じます。
なんで、君の手じゃないんだ。
と。

そう思えたのです。

もうすぐ逢えるあと少し。
新たな救いの手の主はそう言います。
そして、目の手術をし、
成功し、目を開きました。

その先に、なにが見えたのでしょう?
果たして、ずっと支え続けてくれた人はそこにいたのでしょうか?
山の向こうの大事な人がいたのでしょうか?
それとも……?

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投稿日:2018/11/09 13:14:55

文字数:391文字

カテゴリ:歌詞

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