雲に匿われた太陽に
誰かを重ねる素振りをして
胡乱げな目を配りながら
君は愚かの扉を開いた

手向けられた造花の瓶を
部屋の後ろへ飾り直し
机に刻まれた弔文を
慣れた手つきで解している

ちっぽけで嫌だ!
なんでさ、なんで
僕の両の手じゃ
君の目を塞げないの?

神様の馬鹿!
何遍拝んでも
あんた不在の世界
死んだみたい

どうしたらいい
待てど暮らせど

くしゃくしゃになりそうな
まぁ狭い視界の残酷に
くしゃくしゃな表情をさ
君は変わらず振り撒いて

いつも"なんてことない"
"平気だよ"と笑った
僕には、とんでもない
兵器にしか見えないよ

悲しいくせに!
なんでさ、なんで
痛み堪えるように
はにかむのを止めないの?

神様の馬鹿!
なんでもかんでも
あんた次第の世界
奴隷みたい

もう、嫌だなぁ

傍観者の罪さえも
償わせてくれない
君はどこまでも優しく
限りなく白痴だ

「この日々をもう終わらせよう」
君は微笑み、手を振った
「永遠へと逃げ出せるよ」
その手は、僅かに遠かった

もうどうにかなれ!
奴らもこんな世界も
気づきやしないのだろう
だからこれは僕の罰だ

神様の馬鹿!とうとう
終わってしまった
罪の痛みさえもうない
あぁ、なんだ

白痴は僕の方だったな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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イディオットクラブ 歌詞

イディオットクラブ
(http://www.nicovideo.jp/watch/sm33771175)
の歌詞です。

閲覧数:667

投稿日:2018/09/12 01:57:52

文字数:543文字

カテゴリ:歌詞

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