あの日くれた残り香が胸につかえて
心臓に大きな花を咲かせたのは
きっと僕を騙した君のせいだろうか
それは黒い瞳が交わり始めたとき
語り掛ける言葉なんてどうでもよかった
君を知らないことが君を傷付けることで
それに気付いたときにはもう手遅れで
「僕なんかと出会うべきじゃなかった」
なんて勝手に酷い理由なんか並べていた
その種に水をやることすら忘れていた
そんな自分すらも嫌っては君から
愛されることを誰よりも望んでたんだ
「もう僕のことなんか忘れてよ
そしたらきっとまた誰かを愛せるから」
まだ消えないでいる残像が少しずつ
目を逸らしたままの僕を惑わせてく
こんな気持ちを抱くくらいなら
せめて君に嫌われるほうがいいのにね
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