朝。いつもよりずっと早く起きて、ハクに案内された部屋から出る。
そして、教会の聖堂へ行く。

「おはようハク。キモ神父は?」
「リン。早いわね。キモ神父はそろそろ帰ってくるわよ。武器を構えておきましょう」

昨日使わなかったグレネードランチャー君と、ショットガンちゃんを取り出す。
ハクも酒瓶をポケットから取り出した。
そして……

「たっだいまー☆がくぽ君酔っぱらっちゃった☆お水ちょーだい(はぁと)」

教会のドアが開く。
それと同時に私とハクは走り出す。

「昨夜はお楽しみでしたねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええ!!!!!」
「え、お嬢さん!?ハクも!?ちょ、へああああぁぁぁぁぁぁあああああああああ!」

その日、物凄い音と共に朝を知らせる教会の鐘がいつもより早く鳴った。


「まったく。神父が全裸でラブレターを書くって……本当に気持ち悪い!」

床に転がっている神父を思いっきり蹴っ飛ばす。

「さ、このめがねを外す方法を教えなさい!帰る方法も教えなさい!」
「教えます教えますから蹴らないで!快感となる前に!」

「キモイ。さっさと教えろ。そうしないとお前の大切な物をせんべいにする」

キモ神父の大切な物に足を近づける。
キモはガクガクしながら、

「めがねを外す方法が記されている古文書がその古文書は、世界の果てのどこかにある、ひみつ諸島図書館にあります!めがねを外せば元の世界にも帰れます!
 言った!言ったからそれをせんべいにしないでぇー!」
「よろしい」

大切なものから足を離れさせる。
ひみつ諸島図書館……なんともありがちな……
でも良かった。めがねを外せば

「それの地図は?」

もう一度足を近づける。

「まま町はずれの森!に住んでる!ナイスデガイなDr.が!持ってる!ハズです!」
「よし。おまえの金で飯を食ったら行くか」
「えぇ!?」

ナイスでガイなDr.か……エヘヘ。どんな人なんだろう……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

のろいのめか゛ね ほ゛うけんの書5

5です。ナイスでガイなDr.?誰だろw

閲覧数:535

投稿日:2009/04/12 21:22:19

文字数:817文字

カテゴリ:小説

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