ちょっと寒くなってきたね
それが僕らの合図

二人の手と手を重ねる合図
もう交わされることのない合図

君と出会ってはじめて迎える秋は
すこし肌寒くて
あの手のぬくもりが胸をあたたかくした

二人並んで歩いた銀杏並木

ふと、ぶつかる手と手
急に君に触れるのも
手を繋ごうなんて口にだすのも
すこし静かになって

ちょっと寒くなってきたね
それが僕らの合図

たわいない話をして
手と手を重ねて
胸がぎゅーっと暖かくなった

一緒にいるだけで幸せ
こういうことを言うんだね
二人で笑って
何度も何度も
同じ道をいったりきたり

横見れば君の笑顔
見あげれば一面の銀杏色

君がいなくなってはじめて迎える秋は
すこし肌寒くて
あの日の思い出が胸をあたたかくした

二人並んで歩いた並木道

風が銀杏の葉をゆらす
ゆらゆら 落ちる葉
ゆらゆら 僕の心

横に君はいない
下を見れば銀杏色

ちょっと寒くなってきたね
それが僕らの合図

もうこの手を もうこの心を
温めてくれる君はいないけど

僕の心は何色かな
それはきっと寒々しい色なんかじゃない

この景色も
僕の心も
あったたかい銀杏色に染まって

この思い出は銀杏色
僕を強くする
前へと歩き出させる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

銀杏色

学生の頃の恋愛に未練もないはずだけど秋の肌寒さのようなものを感じるときがあります。
思い出の銀杏並木を通ったときに感じた想いを言葉にしてみました!

閲覧数:59

投稿日:2018/08/26 19:27:38

文字数:530文字

カテゴリ:歌詞

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