言葉足らずなまま 海を見る君が
声を涸らして言う 夏を抉(き)ったそぶりで
生きる痛みだとか 霽れの意味だとか
消してしまえるから 雨は降ってしまうの

朝の匂いがした 雲が開いていく
君の気配は否 感じられぬから
夜に影を見る ぬるい息を吐く
涙一つだけ 『忘れたんならいいよ』

知った ただ消えた
未だ君を描く虚にさえ、ね?声がする
きっと ねぇきっと
死んだ様に息したってもう何も残んないね

とうに荒んでいた 君がいた街を
独り歩いていた 形なんてないけど
夏が廻るたびに、忘れかけるたびに
明日が怖くなって 目を塞いでしまうの

(ねぇ君の声がした) (ねぇ君の声はまだ)

そっと ただそっと 
君に語りかけるようにそう、また声を出す
ずっと もうずっと消えた夏に縋ってたってもう何も残んないね

また ただ舞った
いつか終わる世界だってさ、ねぇ蒼が鳴る
きっと ねぇきっと 僕が明日いなくなってもちゃんと覚えていて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ロンリーガーデン

歌詞です!

閲覧数:34

投稿日:2024/08/25 22:41:22

文字数:415文字

カテゴリ:歌詞

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