蒼刻の口伝詩
(樹邪贄 偃汚壊吾)
祖なる者の祝詞
太古(いにしえ)の獣神(かみ)の咆哮(こえ)
退け 天つ意思の眼前(まえ)
死魂(しだま)よ
七つの呪戒(ことば)に封じられし木霊よ
今 眠りの淵より目覚めせしむる
呼び声よ響け 常闇の樹海へと
赦されぬ咎を償いし命は
偽りの名を断ち 古き導師の名を賜る
(玻 祷々濔 祷濔 祷濔)
祖なる者の祝詞
偉大なる鳥神(かみ)の御姿(かげ)
聞け 天駆る預言を
死魂(しだま)よ
廻る星月の詩
告げる転生の時
終なる輪廻を遂げ
目覚めよ
七つの虚子(うつろご)達
祈り讃えよ 共に
楔と為りし この身
辞して捧ぐ
祖なる者の祝詞
彷徨う御霊(とも)よ 来たれ
我 蒼刻の守護人(あおきみかみ)なり
名を呼べ
祖なる者の祝詞
魑魅魍魎(あらぶるかみ)の御前
あらゆる罪を漱ぎ
真名(な)を告げん
今 この地で
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