聞こえる花風の声
鳥と月夜のコラボショータイム
天真爛漫に何も知らずに
光る星屑満たした夜明け

湖が呼応して涙する
「私の愛しき人よ何処(いずこ)」
三センチメートルのこの距離感
今だけは離れないでいて

今宵闇の中で煌めいた
月と星を羨むのでしょう
また意味もなく廻る恋心
色付きの彼方

見惚れる花鳥の夢
月と風夜のコラボショータイム
天真爛漫に何も知らずに
笑う君よ満たした心

水溜まり呼吸して溜め息す
「僕の愛しき人よ何処(いずこ)」
三センチメートルと心拍数
今だけは静かにしていて

夜明け君の事を想いながら
またね夜を蔑むのでしょう
廻る君との言伝に紛れた
淡き恋桜

満月の夜にまた彼を思う
此処にもう存在(いな)い君を
後悔と罪の償いの世に
私はどうして

今宵月夜を背に眠りながら
暗き過去へと馳せるのでしょう
飛んだ鳥へと託した想いは
君の胸の中

「君が
好きでした」