朝8時 柔らかい欠伸と共に君は家を出る
僕は君をしらんぷりして夢の中
朝9時 講座を終えた君は伸びをする
僕は何も考えずに夢の中
朝10時 君は眠い目こすってノートを取る
僕は眠い目こすってトイレへ歩む
もう分かってんだ
人生に決着着いてるんだって でもね
無駄なこと溜め込んで博識になってる僕を
真剣な眼差しで見守ってくれる
それが愛しくて・・・
そういや君の誕生日 もうすぐだったっけ
お金なんてあるわけないし仕事もない
どうしたらいいか分からない生活の中で
君にできることは全てしよう
昼11時 君は1つ講座を終えて眠たくなる
僕は自転車でパチンコ屋へ行く
昼12時 君は昼食パン1つ
僕はひたすら玉を眺める
昼13時 君はまた講座へ挑んでく
僕は少し勝った金をどうしようか迷う
もう分かってんだ
人生のスタートラインが違うって でもね
一生懸命愛してると
優しい顔で見てくれる
それが愛しくて・・・
ありがとうって言いたいよ
君に出会ってなければただのクズ
毎日毎日迷惑かけてすみません
夕方の陽が窓から影を映す
扉を開けた君 片手には夕食の材料
僕は優しく花束を渡す
不思議そうな顔で僕を見る君に
夕日が綺麗だねと照れて話題を逸した
一流大学の君 無職の僕
格差社会や~~~~~!!
友達が一流大学に行って、寂しいです。
何やってんだ、俺・・・。
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