今日もまた角を曲がる 看板を無視して
お茶目に捻くれた 僕なりの愛情
勝手に香る楽曲 音程の取れない声で
機械によく似た調律 飾りみたいな耳

吐いた嘘の寿命も近いかね?
なあ 君はこんな歌が好きだったのか

いつか春が来るのならさ
明けの明星見上げて 一緒に安価な夢を見よう
いずれ冬が終わるならば
昔 引き出しに閉まった タイムカプセルを取りに行こう

大長編みたいだった 昨日の晩の出来事
何処にでも行けたドアすら もう何処にも無い
重機の動く音 変わっていく街並み
変わらないままなのは僕だけかもね

神様が適当に並べた みたいに出来た身体で
不相応なものに恋焦がれて 焼け死んじまいそう
今日もまた角を曲がる 看板を無視して
お茶目に捻くれた 僕なりの愛情

吐いた嘘が自分を呪っている
よお あんたの作った歌が嫌いなんですよ

いつか夏に見た あの海の
詩を書いては捨てた 他愛無い出来事
いずれ秋に散る紅葉の様に
終わりを悟るモラトリアム 夜中に啜り泣き

生きるのが苦手で石を投げられてばかりいた
ふざけた革命を 叫べ叫べ叫べ 祈れ祈れ祈れ

駅で買い食いした どら焼きはあの頃のまま
耳元で掛かるアニソン 懐かしいメロディー
「夢を叶えて」って誰かにお願いされている気がした
秘密の道具なんてないけど それでも信じて

いつか春が来るのならさ
明けの明星見上げて 一緒に安価な夢を見よう
いずれ冬が終わるならば
昔 引き出しに閉まった タイムカプセルを取りに行こう

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

U.S.O. 800

記念です

閲覧数:159

投稿日:2023/04/09 15:50:08

文字数:641文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました