A

空の冷蔵庫
燻ったストーブ
止まった時間
動けない二人

きっと僕ら ここで生まれ
ここで朽ちて行く 淡い光

B

追憶に急かされて きっと僕ら夢を見る
冬が積もっていく音だけがしている
想いも積もる 願いが募る

S

掠れる声呑んで 笑い
悲しい事なんてないよって いつも
通り過ぎた温もりが 遠くから見ているから

溢れる色連れて 沈む
今にも溺れたいような気がしている
明日を待つまま 夜に触れないでいた
生温い水に抱かれて眠る

A

汚れた夜を 雪が塗り潰す
「今日は善くないな」言い合って笑う

すっかり僕らは 大人になった
手放したような 淡い光

B

水底で息をする そこで僕ら夢を見る
「春はもう来ただろうか」泡が浮かぶ
想いも浮かぶ 願いは揺らぐ

S

滲んだ傷隠して笑う
苦しいことなんかないよって なんて
素晴らしい世界は 痛いことばかりだから

赤くなる空連れて沈む
今にも溺れたいような気がしている
明日を待つまま 夜に触れないでいた
生温い水に抱かれて眠る

C

溶けるように 吐き出すように
明るくなる 部屋の隅
静かに君は眠っていた
この部屋の全ては春を待っている
多分 僕も春を待っていたんだな

SS

記憶にさらされて 弱い
痛んだ傷に刷り込まれていって いつも
逃げてきた場所でも 君が待っていたから

溢れる色連れて 沈む
今にも溺れたいような気がしている
明日を待つまま 夜に触れないでいた
生温い水に抱かれて眠る

生温い水に抱かれて眠ってしまう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Toumin【作曲者募集】

閲覧数:670

投稿日:2018/10/26 18:53:27

文字数:656文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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