君のその銘柄(ブランド) 僕にもひとつくれないか
慌しく引っ繰り返す毎日を燃やして
何もない平坦な道を幸福と感じる現在は
降り続く雨が疎ましくて仕方ないよ

埋もれた校庭(グラウンド) 揺り起こす鍵知らないか
白々しく遠い明日を指差して笑った
誰ひとり戻って来る気配のない昨日に
固執した夢が騒がしくて仕方ないよ

手に握る痛み 真赤に染む棘に
加速続ける感情がいつか暴発

理由がない事が理由だって
謎掛けみたいな答で満足していた
恐れを抱いては縋りつく柱に傷
変わらない 変わってない 変えられない 僕


揺るぎなき精神(マインド) 保つ術を知らないか
煩わしく鳴り響く声に負けない様に
走り去る後ろ姿を眺めては呼吸が途切れる
夕暮れの誰か懐かしくて仕方ないよ

深く抉り続く 眼に映らぬ棘は
善くないものを巻き込んでやがて爆発

期待しない事で期待をして
差し伸べられた手にはそっと棘を刺した
あまりに浅はかで疑心しか生めない
気付かない 気が付けない 気にもしない 僕


雨はまだ止まない
それは突き刺す棘の様に

哀しみの海まで僕を連れて行く


知りもしないモノは掴めないって
奥に触れる優しさに怯えていたんだ
そしてまた壊してしまって安らぐだけ
分からない 分かってない 分かる訳ないけど

もう一度だけ手を伸ばしてみたいんだ
この腕がどんなに血塗れになっても
もう何にも諦めたくはないから
この場所で この瞬間に 再び生まれる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

歌詞投稿2作目です。
またも暗めな内容ですが・・・

ちょっと長いので使用される場合は
適当に改変していただいて構いません。

閲覧数:290

投稿日:2008/01/17 23:33:37

文字数:623文字

カテゴリ:その他

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