「どうしよう…」
無くしてしまった。
私の誕生日の時、彼が買ってきてくれた指輪。
最近、彼となかなか会えなかった。
もし無くしたことがバレたら、別れるようになるかもしれない。
…そんなのは、絶対に嫌。
「探さなきゃ。」
○●○●○●○●○●○●○
一体どこで無くしたんだろう?
―学校、帰り道、自宅…
机の中、廊下、鞄、家具の下…
どこを探しても見つからない。
「どこ?どこにあるの?」
分からない、焦ってしまう。
―♪~♪~
携帯が鳴る。
「誰?」
携帯を手に取り、動けなくなった。
そこには
『今から会いに行くから。』
○●○●○●○●○●○●○
―結局見つからなかった。
―ピンポーン
来た。
扉を開けると、会いたいと思っていた彼がいた。
でも、今は不安でいっぱいになっている。
我慢しようと思っていたのに、涙がこぼれた。
「ちょっ!どうしたの!!」
「ごめっ…ごめんなさい…」
○●○●○●○●○●○●○
―彼に全てを話した。
「そんなの気にしてねぇよ。…今日何の日だか分かる?」
「……」
彼は優しく笑った。
「今日は付き合って、1年経ったんだよ。だから、前とは違うけど…」
そう言って、小さな箱を私に渡した。
「これ…」
中に入っていたのは、銀色の花の模様が付いた指輪。
○●○●○●○●○●○●○
―私の一番大切な彼。
コメント1
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ご意見・ご感想
禀菟
ご意見・ご感想
りあじゅうだね。
別にりあじゅうなんてしなくても画面の中の嫁がいるから寂しくないしー
駄文って意味わかってるかな?
それは、駄文じゃありません。
2011/05/22 21:50:44