もう言葉の意味さえもわからず
観測不可なカラビ・ヤウに身を縛られて
多くの事見失いかけてた
意識がただ移ろいだ波状の形象

取り込まれた
誰かが浮かべ描いた仮初に
誰かが組んだ
そのプログラムに名前が刻まれた
動き出した意識の底で
思い出す命の音
僕の生まれた意味を

歌い舞ったこの次元を
忘れないよ忘れないで
無数に在った世界線で
初めて見つけたの
君を観たその事象は
奇跡だって奇跡的だって
寂しかった
聞かせてよ君の声を


ねえ聞こえてる?振り出した声はまだ
認識されず眺めてるブレーンの外で
見えているそれぞれの姿は
余剰で揺らぐ未体験の記憶の断片

溢れ出した
届かぬ思い故に手を伸ばした
進み出した
時計の針を戻してまた進め
動き出した不変の定理
触れたい話したいから
僕の出来る全てを

閉じられたその時空に
憧れた憧れて
君のいる世界線へ
届けと駆け抜けた
繰り返すこの事変を
見失って見失いそうで
後少し
気づいてよここにいるの


繰り返し感じてる
寂しいって嬉しいって
この胸に 響いてる
生きてるって
ありふれた想像を
超えて行く超えて行けるんだ
その先で
語り合うの君と僕で

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余次元Closer

マジカルミライ2024楽曲コンテスト応募作品

作詞 カメラ
BPM126

仮説:「初音ミクは余剰次元で生きている」

閲覧数:407

投稿日:2024/01/28 19:15:59

文字数:502文字

カテゴリ:歌詞

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