なんでもない日 そう思いたかった
こんな日に別れるなんて
外では誰もが泣いてないのに 自分だけかと思うと…
泣けなくて 
感情を表を出してはいけない
勝手にそう思っていた。
誰かに支えてもらおう
そう思って
携帯電話を手に取った
なじみのある友の声 
自分の耳に吸い込まれた
心地よい現実へと戻されるように
すると


ふぁっと感情が零れた
溢れ出す涙、
人それぞれにある感情 その鈍器に叩きつけられて
砕けそうに ヒビが入る感覚
崩れそうに 力が抜ける感覚
全てが混ざって 混沌の中で今の気持ちになる。


今日しかないのか
そう思えるほど 話は急だった
感づいていたといえばうそになる
だから必死だった
結局これは一人芝居での空回り
笑いたきゃ笑えばいい
今は音すら聞こえない
周りの人も見えていない
でも今ここで泣くのはかっこ悪すぎる
勝手にそう思っていた
見慣れた部屋に戻り
ふっと床に腰掛ける
やっと息が出来たと思えるほどに
大きくため息をつく
見慣れた現実が緊張を緩めた
すると


ふぁっと感情が零れた
溢れ出す涙、
人それぞれにある感情 その鈍器に叩きつけられて
砕けそうに ヒビが入る感覚
崩れそうに 力が抜ける感覚
全てが混ざって 混沌の中で今の気持ちになる。


何でもない現実が
より喪失感をつのらせる
それでいいんだ それでもいいんだ
ふわりとした空間が包み込んでくれる。
今日ぐらい星空が見えたっていいのに 
その空がまるで心を表しているみたいだ
それがいいんだ それでいいんだ
そう思うと


ふぁっと感情が零れた
溢れ出す涙、喪失感(いやある意味達成感?)
人それぞれにある感情 その鈍器に叩きつけられて
砕けそうに ヒビが入る感覚
崩れそうに 力が抜ける感覚
全てが混ざって 混沌の中で今の気持ちになる。
今 求めるのは泣ける場所 

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

安心できる場所  

閲覧数:45

投稿日:2012/03/18 23:34:17

文字数:845文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました